4月11日、日本経済新聞社前社長・鶴田卓彦氏(79)等が名誉毀損されたと約1億円の賠償などを求めていた訴訟の一審判決があった。書籍『乱気流 小説・巨大経済新聞(上・下)』(高杉良。下写真)を巡るものだが、被告の著者と発行元・講談社に対し、東京地裁は「一部の読者は虚構と現実を区別できず、虚構の部分は名誉毀損にあたる」として473万円の支払いを命じた。もっとも、同時に求めていた出版差し止めは「名誉毀損の程度が低い」と認めなかった。
講談社は「賠償命令は遺憾だが、判決は高杉氏と当社の主張をほぼ認めている」とコメントしている。
鶴田氏といえば、前出・小説のなかでもそうだが、(1)裏金づくりのために子会社を設立、(2)子会社の背任事件に関与、(3)愛人がいた、といった疑惑が次々と報じられ、03年5月に会長を辞任した御仁(上写真=当時の疑惑を伝える複数の週刊誌記事)。
その鶴田氏の近況が入って来たのでお伝えしたい(以下に名刺コピー添付)。