アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

あの「日本経済新聞」前社長の近況

 4月11日、日本経済新聞社前社長・鶴田卓彦氏(79)等が名誉毀損されたと約1億円の賠償などを求めていた訴訟の一審判決があった。書籍『乱気流 小説・巨大経済新聞(上・下)』(高杉良。下写真)を巡るものだが、被告の著者と発行元・講談社に対し、東京地裁は「一部の読者は虚構と現実を区別できず、虚構の部分は名誉毀損にあたる」として473万円の支払いを命じた。もっとも、同時に求めていた出版差し止めは「名誉毀損の程度が低い」と認めなかった。  講談社は「賠償命令は遺憾だが、判決は高杉氏と当社の主張をほぼ認めている」とコメントしている。 鶴田氏といえば、前出・小説のなかでもそうだが、(1)裏金づくりのために子会社を設立、(2)子会社の背任事件に関与、(3)愛人がいた、といった疑惑が次々と報じられ、03年5月に会長を辞任した御仁(上写真=当時の疑惑を伝える複数の週刊誌記事)。 その鶴田氏の近況が入って来たのでお伝えしたい(以下に名刺コピー添付)。 最近、鶴田氏に会ったというある会社社長が、筆者にくれたのが左写真の名刺コピーだ。 このように、鶴田氏は「日本文化研究所」(住所を訪ねてみたが、大きなビルに社名はなくわからず)の大手町オフィスを拠点としているそうだ。 「“文化”なんていうのはあくまで体裁上のことで、実際はこれまでの政官財の人脈を利用して、さまざまな相談に乗っているといっていました。コンサルとか、トラブル解決とかですね」(前出・会社社長) そうはいっても、よくも「文化」などと付けれるものだ。 それというのも、先の判決では「真実」とは認められなかったが、鶴田氏に愛人がいたのはまず間違いないし、それどころか、親子共に愛人にし、隠し子疑惑まで持ち上がっていたのだ。 実は本紙・山岡はこの疑惑が広く出回るよりかなり前、99年7月ごろ、取材した。 その当時の資料やメモなどによると、疑惑が出ていたのは赤坂の高級クラブ「くぼ田」(右写真。現在は別のクラブの看板が掛かっていた)の親子2代のママ。 この娘の方(44)は横浜市在住の、中堅ゼネコン「日本国土開発」(東京都港区)の社員(58)との間に男の子をもうけていた。だが、このゼネコン社員K氏は一男一女の妻子持ちで、実際は娘のママが1人で育てていた。そして、彼女と鶴田氏との間に出来た子との疑惑が出ていた。 当時の取材では、結局、その社員は一切返事をくれなかったのだが、後、鶴田氏を告発した日経社員・大塚将司氏(横写真=氏の書籍。講談社)は直に接触することに成功、社員は「ノーコメント」(否定はしなかった)だったと明かしている。 その子供が生まれたのは1992年8月6日(鶴田氏の社長就任は93年2月2日)。92年11月、親子のママはそれまで同居していたところ、別れており、相手の男性も含めた三角関係の結果との情報も出ていた。 実際、母親の方はその後、クラブを追われるかたちで、中野区本町4丁目の6万円の賃貸マンションで孤独死しているのだ。 一方、名刺には未だに日経新聞前社長の肩書きで、日経新聞の代表と共に秘書室の電話まであるのは驚きだ。公的には04年3月には相談役も辞任しているが、その後も日経新聞が何らかの便宜を図っているということなのかか。 ちなみに、鶴田氏は現在も横綱審議委員会委員を務めている。…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧