アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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『週刊朝日』問題、安倍首相“圧力”は側近記者とのデキレースの模様

 昨日、本紙でも報じたこの問題、本紙はこの程度でわが国の首相ともあろうものがいちいち批判するとは、というスタンスだが、批判どころか、昨日の『夕刊フジ』(写真。1面)などは「提訴(小さな文字で+)方針」と大見出しを出して煽っている。  いくらNHK問題を巡る報道で因縁ある社のメディアとはいえ、本来、権力者をチェックするのがメディアの役割なわけで、それを持って最高権力を行使するとすれば、それはファッショではないのか。  しかも、この問題、火がそもそも付いたのは、一昨日午後8時前の官邸で安倍首相が番記者の質問に応じた際の発言が契機なわけだが、この質問が予め仕組まれた可能性を指摘する者もいる。事実なら、さらに姑息なやり口と言わざるを得ないだろう。 「あの安倍首相の怒りの会見、週刊朝日の件だけで特別に設けられたものではない。定例の会見で、いろんな質問が出て、そのなかでこの件も飛び出したんです」(事情通)  それは「夕刊フジ」(写真。昨日の2面)に掲載された安倍首相の朝日問題に関する全文を見ると(赤線カコミ部分)、「私は、その週刊朝日の広告を見まして、がくぜんといたしました」で始めていることでも明かではないだろうか。この会見の場にいた記者から、わざわざ朝日の広告に関する質問が出たから「その」との言葉が付いているのだろう。  会見は、国政に関する重大な問題につき、首相の声を国民を代表して大手マスコミが伝えることに意味がある。一週刊誌の広告の見出しへの感想など、聞く方も聞く方なら、これだけ長々と答える方も答える方だし、「夕刊フジ」の文面を見ると言葉が整理されており、予め用意していた感じすらする。 「実はこの質問をしたのは、いつもの番記者ではないんです。この時に、見かけない○○○○の記者が参加し、やったんです」(別の事情通)  本紙はもちろん、どこの社の者か掴んでいるが、物議を醸すこと必至なので、現状では明かさない。  確かに、一国の総理が自ら記者会見で言い出すのはなおさらみっともない。だが、そうだとすればなおさら姑息だし、それに協力する記者、社にマスコミとしての自覚があるのか、はなはだ疑問だ。…

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