アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(53)「池上通信機にまた異変?」

総合放送機器メーカーで、なかでも業務用カメラに強い東証1部、「池上通信機」(東京都大田区)の株価が4月10日から異様な出来高となり、株価も急騰するなどして兜町で話題になっている(左チャート図参照のこと)。  同じ10日、同社は東芝と放送局用の映像制作・編集システムでの協業を発表。これが好感されたのはわかるとしても、この出来高はやはり異様というしかない。  実際、4月12日、日証金は同社株の貸借取引で注意喚起。翌13日、東証は日々公表銘柄に指定し、信用取引が過度にならないように注意を呼びかけている。  この池上通信機株、過去1年スパンで見た場合(左チャート図参照。冒頭のは半年分)、昨年6月以降、大きく値を下げていたことに気づく。  実はこの直前まで、野村證券と和田栄一氏なる個人投資家名義で併せて同社株を20%近く所有していた。野村證券は名義貸しで、実際は和田氏の所有だったと思われる。  ところが、その和田氏の会社がこの直前、民事再生法を申請。そのため、投げ売りされた結果と見られる。 「和田銘柄は当時、他に富士紡ホールディングス、岩崎通信機など上がっていました。そもそも池上通信機は技術力もしっかりしており、多くの株価低迷のボロ株とは違います。今回の提携を機に、株価は着実に1年前までの水準までには戻るとの見方もあります」(兜町筋)…

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