アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの西岡進氏がヘラクレス上場企業の内紛に関与。上場企業オーナーに復帰の思惑も

東証2部上場の不動産会社「菱和ライフクリエイト」(東京都渋谷区)の社長だった西岡進氏の近況についてはつい先日もお伝えしたが、今回はヘラクレス上場の新築マンション室内コーティング総合施工会社「アライヴコミュニティ」(東京都新宿区)への関与について述べよう。  同社は業績不振のなか、今年2月2日、第3者割当による3億円の新株発行、それに行使すれば総額20億円にもなる新株予約権(もちろん下方修正付)を発行するとした。  この引き受け手、福岡浩二社長(当時。写真)の新株1億円分を除き、残りはすべて「フォレスト・フォールディング」という投資会社。  関係者が明かす。 「実はこの実際の絵を書いたのは仕手筋で有名なM氏等です。彼を通じて生田澄子氏、井筒大輔氏などの名前も上がっています。資金が欲しい当時、社長だった福岡氏と相談してのことで、新株を福岡氏が1億円引き受けたのは、新株予約権が安値で行使されるのでは、との市場の見方を払拭するためのポーズですよ」  3億円の新株引受は無事、完了。だが、3月27日、内紛が起き、福岡氏は社長を止めさせられる。  と同時に、柴田秀新社長はフォレスト・フォールディングから資金調達するのは困難、また、予約権が行使されたら既存株主がたいへんな損をするとして、すべての新株予約権を買取、消却すると発表する。  M氏等にすれば、話が違うとなる。実は新株引受の2億円分も、福岡氏からの貸株(写真=今年3月1日付「大量保有報告書」より)から金融クロスを行うことで調達しており、その損金や増資による同社株の値下がりなのでこの間、億を超える損を出しているという。  ただし、先の新株予約権消却には5月1日まで約1カ月の猶予がある。  また、福岡氏も反撃すべく、4月2日には株主の権利で柴田社長等役員4名の解任等を提案する書面を送っている。  こうしたゴタゴタのなかで、フォレスト・フォールディングの新株予約権行使の資金元として登場して来たのが「菱和ライフクリエイト」の未だ大株主で、かなりの資金を持っていると思われる西岡氏というわけだ。  3月28日、4月9日と新株予約権の権利はすでに計3割分が行使され、約6億円が払われている。  アライヴの株価は新株予約権発行を発表した時は5万円台だったが、発表後、下降の一途を辿り、2度の行使価格は共に、下方修正の最低価格である約2万円。 「新株予約権を全部、2万円で行使すれば、約70%の株を握れる。上場企業オーナーに返り咲けるわけで、西岡氏は新株の2億円分も含め、色をつけて買い取るからM氏等には引いてもらいたいというのが条件です」(同)  ただし今後、福岡氏が社長に復帰できるかどうか、内紛の動向もあり、この西岡氏の条件をM氏側が飲んだかどうかは両方の情報が飛び交っており、いまのところ真偽ははっきりしない。…

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