本紙・既報のように、本紙・山岡等が全面勝訴した対パシコン名誉毀損訴訟。
裁判所も、「記事には公共性、公益性があり、内容の主要な部分は真実。原告側は訴えに理由がないことを知っていたか、容易に知り得たにもかかわらず、あえて提訴した」(冒頭左写真参照のこと=「共同通信」今年2月16日記事)と認定。異例の当方反訴も認め、逆に原告の、わが国ODA利権にも深く関わる世界的建設コンサル企業「パシフィックコンサルタンツグループ」(東京都多摩市)と、前社長・荒木民生氏(右写真)に対し、共同して100万円の支払いを命じた。
だが、その判決にも拘わらず、荒木氏だけは控訴して来た。
そこで、本紙では、判決文中の「裁判所が認定した部分」を何回かに分け紹介することにした。
これを見ていただければ、改めて提訴自体がいかにデタラメだったかと同時に、荒木氏の疑惑がいかに濃厚なものか認識いただけると思う。
なお、念のために付け加えておくと、この疑惑に関しては、山岡の報道が契機となり,すでにパシコンOB等が警視庁に告発、捜査が行われている。