3月19日、結婚式などウエディング関連プロジュース主力のマザーズ上場「モック」(本社・東京都中央区。山田信房社長)は、第2位株主だった生田澄子氏の持ち分が24・1%から3・1%まで下がったと明らかにした(3月16日付の大量保有報告書・変更報告に基づく。その内容は以下に掲載)。
本紙は生田氏の大量保有を知った際、彼女が過去、上場廃止になった「メディア・リンクス」に深く関係していた事実を上げ、疑問を呈した。
これに対し、彼女から反論があり、その言い分を2月8日に報じている。
その際、生田氏は「必ずモックの再建を果たす」、「途中で株を売り逃げしたりしない」旨、本紙・山岡の前で熱く語った。
ところがモックの再建に目処がつくどころか、この間、業績と比例関係にある同社株価はほとんど上昇しないどころか、生田氏が株を譲渡したとされる2月20日当たりから急激に下がり始め、さらに大量保有報告書が提出された3月16日以降加速がつき、3月20日終値は1万8800円と、半値近くまで下がってしまった(冒頭のチャート図写真参照のこと)。もちろん、大量の売りが出たからだ。
これはいったい、どういうことなのか?