アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙既報の「日本精密」、増資巡りまた異変

本紙は2006年6月、ジャスダック上場「日本精密」(本社・埼玉県川口市)の第3者割当増資(総額7億5396万円)に関して、怪しげな引受先があるとの記事を報じた。 その引受先は、当時もいまも同社株主である篠邊貞道氏の人脈だったと思われる。 そして今年3月13日、再度、第3者割当増資を行うと発表した(総額9億1500万円)のだが、それが16日に中止に。    もっとも、同社はその“穴埋め”として、予定していた9億1500万円の資金額には及ばないものの、同日、昨年6月に発行していた新株予約権の残数すべてを韓国KOSDAQ上場企業に譲渡する(そのすべてを株式転換すると6億3135万円資金調達できる)とも発表した。  だが、増資発表を中止するという上場企業らしからぬ不手際に週明けの昨19日は失望売りがあったようで、同社株価は前日比36円安の235円で取引を終えている。  事の真相は、こういうことではないのか。  この新株予約権を譲渡する者とは、前出の日本精密筆頭株主の篠邊氏と彼が経営する会社、それに彼がいまも筆頭株主(17%)の東証2部「東京衡機製作所」(神奈川県相模原市)の役員。  そして、この間、篠邊氏の所有する日本精密の株式割合は26・7%から14・7%にまで低下している。また、前述の篠邊氏人脈と思われる昨年6月に増資引き受け者はすでに大株主から消えており、この間、所有株を手放したと思われる。  ということは、要するに、篠邊氏等は同社に見切りをつけ、撤退しているということではないのか。  こうしたなか、近く利害関係人が同社に対し訴訟提起すべく動いているとの情報を本紙は得ている。  …

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