本紙は一昨日報じた「西武の不正スカウトは氷山の一角。典型例はダイエーの故・根本専務下?」なるタイトル記事のなかで、今回の西武自らの不正スカウト公表の裏には、04年の一場選手のケース同様、右翼団体に事実を掴まれ、事実が表面化するのは時間の問題なら、自ら公表して傷を少なくしようというもので、決して自らが積極的にウミを出そうと決断したものではない可能性に言及したが、どうやらその通りだったことが、追加取材で明らかになった。
また、西武が今回、公表した計約1300万円の不正支払いの名目は「栄養費」となっているが、これに関しても正確でない疑惑も浮上して来た。
(写真=3月13日「毎日新聞」より)