先週木曜日(3月1日)発売の『週刊新潮』が、東京・南青山の地上げの件で、糸川正晃代議士が地上げしていた外資サーベラスは“不透明”な会社旨の発言を国会でしたところ脅された事件の派生で出て来た、毎日新聞記者の情報漏洩の相手について、3Pの特集をやっている。
本紙でも既報のように、毎日新聞社は2月23日、その記者を処分すると共に記者会見を行ったが、情報漏洩させた相手の名前を明かさなかったからだ。
本紙では「元暴力団組長Y氏」に止めておいたが、『週刊新潮』では現在は画家の山本集氏の実名、顔写真(写真)を載せている。
もっとも、糸川代議士と処分を受けた記者との取材録音データは山本氏から直に流れたわけではなく、さらに、あるフリージャーナリスト(写真記事の黄色囲み部分参照)に渡り、「録音データの内容をブログに掲載したのが、この人物である」と記事では断じているのだから、いくら当人が取材拒否といっても、ここまでやるならその人物の実名を明かさないと中途半端と思うのだが……。