アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(40)まだ間に合う、三角合併解禁で物色される割安企業2社

本コーナー35回目では、5月からの三角合併解禁で買収されかねない魅力ある企業として東証1部「住友金属鉱山」を挙げておいた。結果は予測通り、急騰している。  さらに解禁日が迫り、めぼしい企業の株価は軒並み上がっているなか、しかし、まだかなり割安の企業がある。それほど人気が出ていないのは、土地の含み資産が魅力であるわけで、表面上のデータだけではわからないからだろう。  その2社とは、共に東証1部の「東京都競馬」と「よみうりランド」。  前者は大井競馬場、伊勢崎オートレース場の他に、あきる野市にも遊園地「東京サマーランド」などの広大な土地を持つ(ムツゴロウ王国=写真もそう)。後者も船川・川崎競馬場、船橋オートの他、稲城市に同名の遊園地「よみうりランド」の広大な土地を持つ(下写真)。  これら土地は敗戦後間もない時期に手に入れたものが多く、巨額の含み資産を持っていると見られる。  両社のPBRは2・17倍、3・70倍となっている。だが、含み資産を評価すれば実質、0・2?0・3で、実質0・8前後の大手不動産会社よりかなり割安と思われる。PERも大手不動産よりかなり低い。  しかも、5月の解禁前、3月20日ごろには全国の土地の公示価格が発表されるので、それで弾みがつく可能性もある。インフレ懸念もあるなか、土地は現金と違って打撃を受けないのもいい。  ただ、東京都競馬は公営ギャンブル場の土地が大半なので直ちに売却はできないだろう。それに比べ、よみうりランドは民間経営なので、ドライな外資なら直ちに売却することも可能だから、こちらの方がより魅力かも知れない。  また、2月27日の中国・上海株式市場での株価急落を機に世界同時安となり、世界経済の先行きに対する不透明感が広がっている。それを考えれば、3月9日のSQ(特別清算日)を控え、前日に株価がどう動くか、その結果を見てから判断した方が賢明かも知れない。…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧