アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>「『君が代』伴奏命令合憲。『なぜこの時期に』。教諭ら憤り」(「毎日新聞」2月28日社会面)

 東京都内の公立小学校教諭が、入学式での「君が代」のピアノ伴奏を拒否したところ懲戒処分を受けたことは、「憲法が保障する思想・良心の自由を侵害する」として東京都教育委員会の処分取り消しを求めた訴訟で、最高裁は2月27日、原告側の上告を棄却したのは大手マスコミ既報の通り。 大手マスコミはそれぞれ、いろんな論評を載せていたが、「毎日新聞」に載った成嶋隆・新潟大大学院教授(憲法・教育法)のコメントがひじょうに印象的だったので、以下、転載しておく。 伴奏拒否は、君が代斉唱の強制に対する最低限の抵抗だ。判決は、思想・良心の自由も公務員の職務の公共性に由来する規制を受けるとしたが、多様な価値観が尊重される中で、子供の自由な人格形成を図りたいという教育者としての良心の発揮こそ「教育の公共性」に合致する。(続く) 校長は、教諭の意思を知りながら職務命令で「踏み絵」を踏ませて懲戒処分にした。これほどの人権侵害を最高裁は追認したことになる。より緻密な司法審査がされるべきだった。 なお、最高裁は全員一致で棄却したのではなく、藤田宇靖裁判官は2審判決の破棄、差し戻しを求めている。  一方、東京都は朝鮮総連が日比谷公園で予定していた集会につき、「混乱が予想される」として会場使用許可を取り消したこともあった。朝鮮総連側の異議申し立てを東京地裁、高裁とも認めて集会は予定通り開催される見込みだが、今回の「君が代」を巡る教育委員会の処分といい、石原慎太郎東京都知事の下、「自由」を侵害する事例が次々と起きている。 (写真=「日経」3月3日夕刊。追加掲載)…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧