本日、毎日新聞社は糸川正晃代議士(国民新党)への取材の際の録音データ等を外部の者に漏洩させたとして、社会部記者を処分した。
昨日、東京・南青山の土地取引を巡り国会質問した糸川代議士を、福井市内のクラブに呼び出し、再質問しないように脅したとして、警視庁組対4課と福井県警の合同捜査本部は、大証2部上場の中堅ゼネコン「平和奥田」(本社・滋賀県東近江市)の元相談役を逮捕するなどした(左写真=「毎日新聞」2月22日)件のデータだ。
問題の南青山の地上げは、外資サーベラスのグループ会社が行っていたが、その際、暴力団関係者に謝礼を払ったと「毎日新聞」が報道。その記事をサーベラス側が訴えたが、その後、和解になっている。
今回、社内処分を受けたのは、このネタを入手、精力的に取材を行っていた記者だが、糸川代議士への脅迫には暴力団組長、さらに後述する“糸川証言メモ”によれば、サーべラスの副社長も同席しており、記事が真実であったことを改めて裏づける格好になっている。
(右写真=またも名前が登場の中川幹事長)。