内閣情報調査室といえば、「日本版CIA」とも言われる首相直轄の情報調査機関。
ポスト小泉を狙う安倍晋三官房長官(当時)が、“三段跳び”人事で警察庁から起用した三谷秀史外事情報部長(当時。写真)が昨年4月1日から室長を務めている。
この人事、北朝鮮問題という外交分野しか売りがない安倍官房長官(当時)が、自分のお気に入りの三谷室長の下、首相官邸の情報収集能力強化を図るためとの見方も出ていた。
ところが、2月に入ってこの内調の職員名(ただし姓のみ)、配置図、各デスクの電話とFAX番号を記した「取扱注意」の文字が入った文書コピーが永田町界隈に出回っている(以下に掲載)。