本日午前中、警視庁高輪警察署に行って来た。
本紙既報のように、世界的建設コンサルタント企業グループの持ち株会社「パシフィックコンサルタンツグループ(PCIG)」と荒木民生社長(当時。特別背任事件で逮捕、起訴済)が、本紙・山岡を名誉毀損容疑で告訴した件で、5月22日、事情聴取があった。
その調書が出来たとのことで、それに署名、押印するために出向いたのだった。
何事もなく終わるはずだったのだが、その署名・捺印を終え、さあ帰ろうと思ったら、「これから書類送検となるので、ついては写真撮影、指紋を取るから」と言われた。
しかし、別件とはいえ、荒木は山岡が指摘した特別背任容疑で逮捕になった。しかもこの山岡宅放火に関する名誉毀損に関しても、民事で問題なしとすでに判決が出ているし、いまも山岡は供述書にも書かれているように、荒木被告周辺者が意を酌んでやった可能性が一番高いと思っている。おまけに、この放火事件の捜査はいまも同じ高輪署で続けられているのだ。
そんな立場にも拘わらず、それに、そもそもそんな事情に関係なく、逮捕もしない(できない)案件でただ告訴されたからといってすでに犯罪人といわんばかりの顔写真、指紋採取(10本すべて)を強制されるのは到底納得いかない。
というわけで、拒否したのだが、するとその担当者は「それなら逮捕することになるよ」と言ったのだ。
そこで、「それでそうなるなら仕方ない。逮捕して下さい」と言って山岡は帰って来た(それをさすがに強引に引き止めはしなかった)。