アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

パシコン捜査でも名前が出るゼネコン談合屋

 昨年11月1日、民主党の谷博之参議院議員は、今回のパシコン疑惑ですでに注目が集まっていた中国における遺棄化学兵器処理に関して「質問主意書」を江田五月参議院議長に提出している(冒頭写真)。
全部で22項目あるのだが、その最期の22項目目は以下のように記されていた。
「本年10月28日付けの朝日新聞によると、中国の遺棄化学兵器処理事業を巡り不正に流用した疑いがある約9000万円は、PPMが都内の弁護士名義の口座に振り込んだとされる。この弁護士は(略)山田慶一氏の代理人を務めている。この山田慶一氏は2003年に当時の日本道路公団藤井総裁を陰で操る不動産ブローカーとして報道されているが、株式会社遺棄化学兵器処理機構及びPPMと、山田慶一なる人物との関係について、政府は把握されている限りの情報について明らかにされたい」
結局、政府側は何も把握していないとの回答だったのだが、本紙は今回、ここに出て来る弁護士と山田氏との異常な関係についてある事実を掴んだので以下、報告する。
それは山田氏が現在も使用している東京都渋谷区のマンション(横写真)を巡ってのことだ。
なお、山田氏と日本道路公団(05年10月民営化し消滅)とに関しては、藤井総裁(当時)の疑惑が出た際、登場した人脈図を入手したので、やはり以下に参考までに転載しておく。

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