本紙既報のように、6月11日の「大量保有報告書」(横写真)で、東証1部、真珠トップの「田崎真珠」(本社・兵庫県神戸市)の筆頭株主(400万株=10・58%)に突如、登場した「神商」(東京都世田谷区)だが、早くも関係者の間ではすべて転売したとの情報が流れている。
「まず100万株を市場で売り払い、残りの300万株は市場外でまとめて売り払ったと聞いている」
これが事実なら、その300万株を買ったものが今後、筆頭株主として登場してくる可能性があり、何者か注目されるが、そうだとすれば、なぜ、神商はわざわざ大量保有報告書を出したのか。