7月31日が期限だった今年3月期の有価証券報告書の提出延長もクリアできず、また第三者委員会の追加調査も行われず、いよいよ上場廃止確定(8月10日)が迫っている「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)ーー関係者、なかでも従業員にとっては実に深刻な事態と思われるのだが、そんなことはどこ吹く風どころか、逆に内心はニヤリとほくそ笑んでいる連中がいるという。
そして、それは上場廃止になれば間違いなく戦犯の1人に数えられる事件屋の松尾隆氏(冒頭写真)らという見方があるのだ。
なぜなのか?
郷鉄工の本社工場不動産は、すでに郷鉄工から他人の手に渡っている。
しかしながら、