本紙でも既報のように、わが国の「言論の自由」の行方を探る上でも極めて注目される(本紙・山岡もこの裁判に関し鹿砦社側の「賛同人」に名を連ねている)出版社「鹿砦社」(兵庫県西宮市)・松岡利康社長の名誉毀損裁判(一審は懲役1年2月、執行猶予4年)の控訴審判決日がいよいよ迫って来た(2月27日午前10時30分。大阪高裁)。 それに先立ち、松岡社長は日本外国特派員協会(東京・有楽町)で2月14日(水)午後3時から記者会見を行うそうだ(下写真は、後日掲載した会見風景)。 一方、並行して争われていた民事訴訟の方で2月2日、最高裁は鹿砦社側の上告を棄却している。 この言論弾圧事件、パチスロ大手メーカー「アルゼ」(ジャスダック上場)の告発本(右写真)を出したことに端を発しており、同社と創業者でもある岡田和生会長は3億円の損害賠償請求と出版差し止めを求めていた。 上告棄却により、鹿砦社側に対する賠償額600万円が確定した(1審は300万円、2審で倍の600万円に。出版差し止めは1審は認めたが、2審は取り消しで確定)。 ○参考HP 「鹿砦社・松岡利康裁判を支援する会」…