アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

疑問だらけの小沢一郎代議士・資金管理団体の所有不動産状況(続き)

 前回に続き、都内の「陸山会」所有マンション(元赤坂と赤坂6丁目分)が実際にどう使われているのか、報告したい。
その前に、課題になっていた2つの疑問点について答えておこう。
 1つは、第2回目に報じた、「独身秘書寮」の登記が未だ「畑」のままになっている件。
この点は、本紙指摘通り、少なくとも手続きミスであることは間違いなかった。
「農地の上に一般的な住居を建てることはできません。例え実態がすでにコンクリートになっていても、農地(畑)として所有権移転後、転用届けをしてもらわなければなりません。
 農地(畑)のままで、すでに建物が建っている? それはおかしいですね。書類と実態が一致しないわけですから、これは法務局で直ちに地目変更してもらわないといけないですね」(世田谷区都市農地課)
ただし、現在、この登記簿はネット上では閲覧できない。急いで、「訂正」している可能性がある。
一方、資金管理団体が解散した場合、その資産(今回の場合は特に小沢氏名義になっている不動産)はどうなるのか総務省に尋ねてみた。
「何ら規定はありません。国に贈与? そのようなことは一切無く、後をどうされるかは資金管理団体側の問題です。それは他の政治団体も同じです」
(写真上・中は小沢氏所有の赤坂6丁目のマンション。解説は以下に。下は「秘書独身寮」現場)

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