アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大手先物「コムテックス」、著名人講演会のカラクリ

本紙は先日、「行政処分が出た後も、大手先物『コムテックス』の宣伝マンを続ける著名人たち」なるタイトル記事を報じた。その後、そのカラクリの詳細がわかったので、ここに追加して報告する。 関係者によれば、1回当たりの「経済講演会」のコストは、会場の規模にもよるが、800万円前後だという。 「講師への謝礼(50万?200万円)、会場代、宣伝費やチラシ代、講師から購入する500冊程度の書籍代、Eメールもランダムにばら撒きますが、その名簿代等が含まれます」(関係者) その手配は、代理店A社が行うことが多いが、当日の会場では、コムテックスの総務社員も動員して来客者を迎えるという。 1000名規模の講演会で、問合せは約1500件程度あり、その内、電話番号や住所等連絡の取れそうな人、つまり後から営業できそうな人を選び、1200名程度に無料招待状を送付するというから、著名人の集客力もさすがだが、「無料」の効果も大きいということだろう。 当日、実際に来場するのは無料招待状を送った者の6?8割程度。空席が目立つようだと、社員をサクラにして埋める。 そして、いよいよ講演会後だが、翌日には「来場者(勤務先記載有)」、「来場者(勤務先記載無)」、「来場せず(勤務先記載有)」、「来場せず(勤務先記載無)」の4種類に分けて名簿を作成、営業に配られる。 「そして、講師から購入した書籍を無料でプレゼントすると共に、来場者アンケートをしたいという名目で顧客とのアポを取るのです」 (同) 800万円のコストをかけても、十分に元は取れる。 1000万円級の新規顧客が2件でも入れば十分採算が合うところ、「講師によって客層は多少変わるのですが、一度の講演会で5?10件程度の新規客は間違いなく取ることができるからです」(同)。 講演会来場者にすれば、むしろ無料で著名人の講演に「招待」してもらい、さらに書籍をもらったという「負い目」があり、ついつい話を聞いてしまい、さらに契約させらる者も一定数いるからだそうだ。 「変な言い方ですが、不招請勧誘するよりよほど効率がいいわけです。 ハマコーのようにサービス精神旺盛な人は、コムテックスの名前を連呼して宣伝に協力してくれますしね」(同)…

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