アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

日本政府も山拓も、拉致問題で成果を得られない本当の理由

 1月始め、山崎拓前自民党副総裁(写真=『東京新聞』07年1月18日記事)が訪朝したものの、何ら成果を得られなかったのは既報の通り。 二元外交だと非難する向きもあるが、安倍首相自身、小泉前首相の一回目の訪朝後、自らの手柄にしようと独自ルートで動いていたのだから文句を言う資格はない。 それはともかく、5名の拉致被害者、その家族5名の帰国後、何ら成果を得られない理由は、決して北朝鮮が強硬な姿勢で挑んでいるからではない。実はまだ一切表に出ていない、こんな事情があるようなのだ。 詳細は別の機会に譲るが、本紙が独自ルートから得た情報によれば、横田めぐみさんは北朝鮮の公式見解のように死去してなく、実はヨーロッパ方面で生存しているようなのだ。 「周知のように、北朝鮮は覚醒剤密売、偽札作りなど非合法な資金活動をいろいろやっています。具体的には不明ですが、彼女はそうした部署の幹部として活動している。だから、北朝鮮としては帰国させたくてもさせれない。マインドコントロールが解けて、その実態をバラされるリスクがあるからです」(事情通) 冷静に考えてみれば、これまで帰国した拉致被害者は、日本語の教師を務めるなど、北朝鮮でそれなりの身分を保障されていたものの、その実態をバラされてもダメージは少ない方だった。 「北朝鮮では表の政治と、非合法な裏の活動を行う組織は明確に分けられており、表の政府高官でも全然実態はわかっていないし、命令も出させない。それをやれるのは金日正だけでしょう。ですから、山拓が日朝国交正常化交渉担当大使といった表の高官といくら会っても、彼ら自身、拉致被害者に関する本当の正確な情報を持っていないのですから成果を得れないのは当然です」(同) こうしたなか、現在、水面下では、あるルートを使い、未だ帰国していない横田めぐみさん等拉致被害者の生存の有無、所在先とそこでの地位などの情報収集を行っているグループが存在する。その成果が出るのは、もう少し先のようだ。 そして、その情報収集が終わった時、金正日総書記にその情報に基づき、どういう現実的な内容の要求を突きつけるか。これがまともな外交というものだろう。…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧