アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<書籍紹介>『早わかり 新約聖書』(生田哲。日本実業出版社)と『うつ・ストレス・不安には軽い運動』(同。PHP研究所)

 一冊は宗教、もう一冊は健康関係本だが、著者は共に生田哲氏。 米・イリノイ工科大学助教授(化学科)まで務めた方で、本紙でも何度か登場してもらっている。 そこでは科学者(薬学博士)としてだが、実は生田氏、聖書研究者でもあり、同じ出版社からすでに『早わかり聖書』、『早わかり旧約聖書』を出し、好評を博しているという。 というのも、聖書関連本というと、接したことがない者には難解、また教義を押しつけがましく抵抗があって手に取りづらいが、生田氏は入信はどうでもいいことだとして、聖書が書かれた当時の歴史的、政治的、地理的背景を出来る限り平易に解説すると共に、イエスの思想と行動の意味を説き明かし、結果、現代に生きる我々のストレスを解消する内容になっているからだ。 ストレス解消を目的とする点では、科学者として同じ著者が書いたもう一冊『うつ・ストレス・不安には軽い運動』も同じ。 “科学”とは対極にあるとも言われる“宗教”だが、ここでは矛盾していない。 ところで、我々日本人ほど宗教オンチな国民はまずいないだろう。 ブッシュ現大統領が当選したのは、政策がどうこうより、その教義にひじょうに厳格なキリスト教原理主義者の支持を得たからで、大統領選挙は近年、このキリスト教原理主義者(複音派)の支持が多い共和党と、もっと柔軟な解釈で、排他的でない一般のプロレスタントの支持が多い民主党との宗教戦争の側面が強いことは向こうでは周知の事実。よく検証もしないままイラク戦争に突入し、現在、戦争の大儀はなかったとブッシュ大統領に対する批判の声が大きくなっているが、その背景に、前出の、自分たち信者以外は地獄に堕ちると本気で思っている原理主義者の存在があるのは間違いない。 こうした現実の背景を知るためにも、著者の平易なこの聖書解説本はお勧めだ。 『早わかり 新約聖書』=1600円+税 『うつ・ストレス・不安には軽い運動』=1100円+税…

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