アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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アドテックス・長谷川元社長、同社株横領容疑で警視庁にHブローカーを告訴

本紙はこの11月10日、「アドテックスの株価操作疑惑(流出株の関連内部資料付)」なるタイトル記事を報じている。 ヘラクレスに上場されていた「アドテックス」の長谷川房彦元社長は個人的な資金繰りに窮し、H氏という株式ブローカー側に同氏所有のアドテックス株式3万株(ただし1万5600株以外は別のところに担保に入れていた)を担保に、融資を依頼する。 もっとも、会社の資金繰りにも窮していたことから、同じくH氏に増資引受先を捜してもらい49億円、さらに資金援助のかたちで別途11億円の計60億円の資金調達も依頼する。 そのことを物語る「守秘義務契約に基づく覚書」を冒頭に掲げた。2005年8月のことだ。 その結果、増資引受先として「リズデール教育財団」の関係会社が登場するが、周知のように、同社に実態はなく、その話は立ち消えになった。(以下に告訴状転載)  その後、H氏が謝罪し、再度、同年11月に増資の取り決めがされる。 そして今度こそは実行されると信じた長谷川元社長は、融資を受ける前に1万5600株のアドテックス株をすべてH氏に渡してしまった。11月4日のことだという。 だが、結果はやはり一銭の融資も受けれないどころか、11月20日ごろ、そのアドテックス株が売却されていることに気づく。 そこでH氏を呼び出し返却を迫ったが、H氏はアドテックス株は全部、告訴状(写真)に出て来る○○インベストメントに貸し出したと言い、以降、両者間で返済交渉を行って来たがまったく実行されないため、この12月1日、ついに長谷川元社長は横領容疑でH氏を警視庁に告訴したという。 アドテックスの事件といえば、警視庁組対3課が粉飾決算容疑で捜査に乗り出していることは明らかになっているが、実はこちらの横領容疑でも、今回の長谷川元社長の告訴を待つことなく、以前からやられているようだ。 「今回、告訴状を受け取ったのは捜査2課のようですが、この容疑ではすでにH氏だけではく、H氏を長谷川氏に紹介した同じくブローカーのM氏なども組対3課の方で何度も事情聴取されている」(関係者) しかも、前述のインサイダー疑惑の方でも捜査されている模様だ。 なお、長谷川元社長は今回告訴と並行し、前田大作氏等を恐喝罪で告訴したとの情報もあることを最後に付け加えておきたい。…

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