アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>「松岡農水相の重大疑惑」(『アエラ』11月27日号。朝日新聞社)

 少し前の記事だが、最近、同記事が永田町関係者の間で話題になっている。何の件かはいまひとつはっきりしないが、当局がこの現役閣僚の疑惑で動いているとの情報が出ているからだ。 それにしても、この記事の内容はすさまじい。 現役の閣僚が、このご時世に、女性問題と公的施設の建設を巡る疑惑で、暴力団関係者に2度に渡って脅され、2度とも相手に金銭を支払ってもみ消したと、その仲介者当人(暴力団元幹部)が実名で登場して告発しているのだ。 しかもその告発者は、あのハンナンの浅田一族に頼まれて仲介したと証言。このもみ消しの時期は、事件化したハンナンの牛肉偽装の直前であることから、同記事は、農水族として当時から畜産行政にも影響力を持っていた松岡利勝代議士からこの件で何らかの便宜供与を受けた可能性を臭わせているのだ。 ある政治評論家は、こう漏らす。 「松岡代議士と暴力団の繋がりは、私も聞いたことがある。2003年11月の総選挙は、元県議の坂本哲志という有力候補が同じ選挙区(熊本3区)から出た。また、当選5回目で松岡氏は大臣を目指していたこともあり、ともかくカネがいった。それであろうことか、地元の広域暴力団からもカネを借りた。ところが、この選挙で落選(ただし、比例区と重複していたので復活当選)したため大臣になれず、大きな利権を手に出来なかったことから利子が膨れ、未だに返済できずにいるそうだ」 ちなみに、この評論家によれば、ハンナンと同じ食肉業者といえば、松岡代議士と熊本市を本社とするオオツカグループ(社会福祉法人なども経営)との密接な関係は地元では有名とのことだ。 本紙は同じ現役閣僚の久間章生防衛庁長官と広域暴力団との関係を報じたことがあるが、終戦直後などならまだしも、現在、代議士、しかも閣僚が暴力団と密接に関係していて、しかもこうした報道がされても追加報道がなく、閣僚の座に居座われているのはやはりどう考えても異常としか思えない。 別の言い方をすれば、そんな閣僚を擁する安倍内閣とはいったい何なのか。やはりこの間の郵政造反議員の復党決定、道路特定財源の見直し骨抜きでも露呈したように、安倍首相はまさに古い自民党体質に担がれており、自身もそうで、したがってまともな改革などできないことを物語っているともいえるのではないか。…

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