アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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疑惑報道された東洋大学教授側、「報道は虚偽」と「朝日新聞」に対し提訴も視野に入れ抗議申し入れ

 本紙は12月13日、「カリスマ医師の疑惑、さらなる拡がりーー東洋大学法学部教授が診療報酬不正を指南?」なるタイトル記事を報じた。 同日、「朝日新聞」が報じた記事(写真)を紹介したものだが、この朝日報道に対し、東洋大学教授側が「事実無根」として強硬に抗議していることが関係者の証言などからわかった。 一方、朝日新聞側はすでに「報道は正確」として、抗議をはねつけている模様だ。 関係者によれば、事実は以下の通り(チャート図を掲載)で、報道されている薬局と教授側に接点はあるものの、不正請求を指南したことは断じてないという。  チャート図中(1)の森田氏とは、健命堂薬局の代表を指す。 では、なぜ東洋大教授の名前が今回捜査で浮かび上がったのか。 「昨年10月、警視庁生活環境課はきのこの一種アガリクスなどが“末期がんに効く”などと虚偽の事実を書籍で謳い、製品を販売していたとして史輝出版の役員等を薬事法違反で逮捕した。実は教授が顧問を務めるコンサルタント会社N社は、ここのコンサルもしていた。そんなことから、警視庁は以前から教授に目をつけていた。 だから、今回の件でも同じく裏で教授が関わっていると当初から思い込み、捜査していたが証拠が見つからない。薬局や陰山医師が不正請求していたのは間違いありませんが、そのため、教授の関与の線の捜査は終了することになっていた。だが、現場ではその事実を納得できず、捜査続行のためには世間の関心を高めるのが一番と、朝日新聞に情報をリークしたとしか思えません」(関係者) 不可解なのは、「朝日新聞」記事では千代田区内のクリニックF医師が唯一、取材に応じているが、肝心の「不正請求を指南していた」旨の証言はなく、F医師自身と薬局が不正請求をしていた旨述べるだけに止まっている点。 また記事中、薬局の行為は「薬事法違反」の疑いもあるとしているが、これは「薬剤師法違反」の誤りと思われる。…

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