本日発売の『週刊新潮』がコラム(以下に転載)で、大手不動産会社「アーバンコーポレイション」が民事再生法を申請した同日(8月13日)、元検事総長の土肥孝治氏(写真)が同社の取締役を退任した件について記事にしている。
本紙がいち早く疑義を呈した件であり、この御仁、アーバンに関してはさらに重要な疑惑も出ている。
それはともかく、アーバンのIRでは辞任したのは「健康上の都合」からとなっていた。だが、土肥氏、他に「関西電力」や「阪急阪神ホールディングス」の監査役も務めているが、そちらは退任していない。
そこで新潮はその点を、土肥氏本人に問い質しているのだが、これに対し、土肥氏はこういう旨の返答をしている。
「アーバン取締役辞任直後、体が回復したので他の会社の仕事は続けることにした」。
こんな都合いい言い分を、信じろという方が無理ではないか。