アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「クオンツ」の和解に基づく返済に関し、返済不能の恐れも

 ジャスダック上場のファンド運営会社「クオンツ」(東京都千代田区)に関しては、山田恭太元社長派(ただし今年6月27日に代表取締役会長に復帰)VS07年5月に総額45億円のSMCBを引き受けた「ニッポン エクイティ パートナーズ」の背後にいる白杉恵子派との間で、経営権を巡って激しい争いが続いていたのは本紙でも既報の通り。(冒頭記事=白杉恵子氏も登場。『平成日本タブー大全2008』より。白杉女史は、大物仕手・西田晴夫被告のパートナーだった)
もっとも、この7月30日に前出のSMCB未返済分の繰上償還(40億円分)を行うことで両者間で和解が成立していた。
そして、その和解合意事項に基づき、所有していたマザーズ上場「アーティストハウスホールディングス」(東京都千代田区)の34・2%の全株式を売るなどして返済残金は約25億円までに減っていた。
ところが、来る8月29日までには約8億円返済しなければならないのだが、どうもそれが困難であるとの情報が本紙には入って来た。しかも、その資金調達の関係で、クオンツの関連上場企業に関しTOBを行う可能性が出て来たとの情報も入って来たので以下、お伝えする。

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