アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

当局がいよいよ動き出した「昭和ゴム」ーー容疑は役員たちの特別背任か

 本紙で何度もお伝えして来た、東証2部上場、ゴム関連老舗メーカー「昭和ゴム」(本社・千葉県柏市)の数々の疑惑につき、ついに当局も重い腰を上げていることが、関係者の証言などからわかった。
「すでに東証には調査委員会が出来ています。警視庁捜査2課を中心にSEC、国税も協力して動いているようです」(関係者)
昭和ゴムを巡ってはさまざまな疑惑が挙がっているが、やはり当局側が強い関心を持っているのは、光ファイバー事業で総額9億8000万円、さらに輸入自動車販売事業分でも総額11億8000万円余りの資金が流出した件での特別背任疑惑のようだ。
その一方の輸入自動車販売事業分に関し、興味深い情報が入って来た。
この11億8000万円余りを、貸し付けを受けた「ジャパン ベンチャービジネス」(東京都中央区)は4回に分けて今年11月20日までに返済するとしているが、これに対する重田衞社長ら役員、幹部の弱腰な態度は異常としかいいようがない。
(冒頭写真=7月30日発売の『ベルダ』4頁特集記事)

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