アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<短期集中連載>麻生副総理と地元町長との癒着疑惑(1)「異常とも思える厚待遇で『スーパー麻生』を誘致」

 麻生太郎副総理(冒頭写真の右立て看。74)の選挙区である福岡県遠賀郡芦屋町の学校給食センターにおける食中毒(ノロウイルス感染)隠蔽疑惑に関しては3月30日に報じた。
本紙はこの情報提供を受け、先週末に現地取材して来た。結果、情報通り、この町の波多野茂丸町長(冒頭写真の左立て看。65)と麻生副総理とは癒着しているとしか思えない疑惑がいくつも出て来たので報告する。
 まずは、麻生グループ企業が、全国的にも類を見ない公設民営方式のスーパーマーケット「はまゆう」(横写真。以下、「スーパー麻生」と呼ぶ)を芦屋町と協業し同町中心にオープンさせた件から。
スーパー麻生は12年4月にオープンしたが、同地は町有地。約1700坪もあり、それまでは町の中心部にあることから町民に広く駐車場として利用されていた。
ところが、芦屋町はスーパー麻生のために約1億5000万円もかけてこのスーパーの建物を建ててあげ、しかもこの町有地の賃貸料はタダという大盤振る舞いをしてあげているのだ。
なぜ、芦屋町並びに波多野町長は公金を使って一企業をここまで厚遇する(付帯工事なども入れれば約1億9000万円の町負担)必要があるのか。
町側に、言い分がないわけではない。
同地は10年3月から売却すべく3度に渡り公募したが応募がなく、そうしたなか、買い物難民や町の活性化のためにスーパー誘致となったという。しかし、結論をいえば、詳細は後述するが、町の活性化のためにもなっていないのだ。

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