アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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地元土木会社も暗躍かーー立命館大新キャンパス建設巡る疑惑

 本紙は今年7月5日、学校法人「立命館」(京都市)が大阪府茨木市に建設中の新キャンパスの疑惑を報じている。
「サッポロビール」大阪工場跡地(約10万?)を約190億円で購入。ここに15年4月までに210億円をかけて新キャンパスを作るものだが、なぜ京都から遠く中途半端な茨木市なのか、また建設は「竹中工務店」なのかなど不明な点が多く、立命館、竹中工務店、さらに茨木市も加えた癒着疑惑が出、実際、茨木議会でも追及されているし、立命館元職員による暴露本も出ている。
こうしたなか、本紙はその後、8月7日に立命館理事長、茨木市長などに配達証明郵便にて「質問状」を出したが、これに対し茨木市は何ら問題ない旨回答、立命館に至っては取材拒否だった。
そこに新たな情報が入って来た。
これら3者を繋いだのは地元の土木会社ではないかというものだ。しかも、その土木会社、つい最近、山口組内部の権力闘争を暴いた著書『鎮魂』(宝島社)を出して話題になっている盛力健児氏が率いていた「盛力会」(大阪市中央区。09年解散)を後ろ盾にしていたというのだ。

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