9月4日(木)発売の『週刊新潮』が、本紙でもお馴染みの「ODA贈賄企業」=「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)と、「小泉チルドレン」=亀岡偉民代議士(福島1区。当選1回。町村派)との疑惑に関して記事にしている(冒頭写真)。
亀岡氏は当選前から、かつて在職していた中堅ゼネコン・熊谷組で社長室秘書を務めた経歴を利用して、国内の多くの公共工事を受注し談合の仕切りもやっていたPCIの親会社=パシフィックコンサルタンツグループ(PCIG。通称パシコン)に食い込み、同グループの国内主要企業・パシフィックコンサルタンツ(PCKK)のコンプライアンス調査委員会の事務局長をやっていたのは本紙既報の通りだが、同記事は議員当選後も別のコンサル契約が継続され、約2000万円の報酬を得ていたと報じている。
もっとも、実名は伏せているが、パシコン側はPCIGとPCKK、対する亀岡氏側は「国際認証センター」で、記事中の「同社社長は亀岡氏の秘書」というのは、田中直英公設第一秘書(地元後援会関係者の息子)を指す。