本紙は7回目の命日にあたる本日、あの44名もの焼死者を出した東京は新宿・歌舞伎町のビル火災事件で有罪判決を受けた同ビルオーナー(当時)瀬川重雄氏(66。冒頭右写真)の関係者が社長に、また30代前半の 息子も役員に就くなど、東証1部化粧品と不動産の「エコナック」(京都市)の経営権を実質、瀬川氏が握っていると思われることを報じた。
ただし、この記事では瀬川氏のダミー6社1個人が握るエコナックの株比率は総計31・8%であり、重要事項の特別決議の阻止(拒否権発動)ができる3分の1以上ではなく、この点、疑問はないわけではなかった。(横写真=「毎日」本日朝刊)
だが、紹介した「チャート図」では抜けていたダミー会社が他に2社あり(冒頭左写真=その2社の都内入居マンション)、その持ち分も併せると約35・7%となり、3分の1を越えていたことがわかっので、以下、その追加情報をお伝えする。