アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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山口組元最高幹部逮捕の背景

 警視庁町田署は5月21日、指定暴力団・山口組系「芳菱会」(現・國領屋一家。静岡県浜松市)の元会長で、山口組最高幹部だった職業不詳の滝沢孝容疑者(冒頭写真。77)を恐喝の疑いで逮捕したという。
既報道によれば、滝沢容疑者は約4年前、東京都千代田区の路上に止めた車のなかで、不動産会社役員の男性(78)に対し、「その絵をよこせよ」などといい、同男性が持っていた時価1000万円相当のダリの銅版画を脅し取ったというもの。
滝沢容疑者は「事件の筋書きは嘘だ」と供述し、容疑を否認しているという。なお、滝沢容疑者は01年に銃刀法違反(共同所持)で起訴され、いま現在も審理中。
それにしても、犯行があったとされる約4年前といえば、すでに滝沢容疑者は引退していた。それに既報道によれば滝沢容疑者と被害者男性は30年来のつきあい。また、脅し取ったのなら換金目的を真っ先に疑うが、その絵は滝沢容疑者の自宅倉庫から見つかったという。
実は被害者男性は、とても一般人といえる者ではない。

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