本紙では5月16日、東京は新宿駅南口のすぐ近くという一等地(冒頭写真)にも拘わらず、後藤忠政元組長が逮捕されるなどいわくつきであることから長年更地のままになっている真珠宮ビル跡地に関して記した手紙が、山口組トップ・司忍6代目組長宛、兵庫県神戸市の山口組本部に出されていたことを報じた(手紙の内容を以下に再度転載。下写真はその手紙封書表紙)。
近く後藤元組長がその売買の件でカンボジアから帰国するとも記されていたわけだが、その売却先相手とされる興味深い人物とは、朝堂院大覚(松浦良右)氏のことだった。
その朝堂院氏から、1回目の記事を出してほどなく連絡があり、2度に渡り電話取材することが出来た。
朝堂院氏によれば、この手紙は山口組本部では受け取り拒否。差出人として、朝堂院氏が総裁を勤める武道団体名と新橋の住所が記されていたことからそちらに“返送”された結果、その存在を知るところになったという。
激怒しており、いま誰がこんな手紙を出したのか犯人捜しをしているという。
そして、朝堂院氏は何気なく述べただけのことかも知れないが、その主張のなかには驚くべき内容が含まれていた。