アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「麻生太郎を巡る闇『国立病院利権にうごめく麻生人脈』」(田中みのる。「社会新報」11月5日)

 大手眼科医療機器販売会社「ヤマト樹脂光学」(東京都千代田区。破産手続き中)による機器納入を巡る汚職事件は、警視庁捜査2課により、今年8月の「国立身体障害者リハビリテーションセンター」(埼玉県所沢市)の元病院眼科部長に続き、この10月には「防衛医科大病院」(同)の現職眼科部長も収賄容疑で逮捕された。それに先立つ昨年8月には、東北大学付属病院が視力矯正用手術室新設時、ヤマト樹脂が工事代金の一部を負担していたことが「朝日」のスクープで明らかになっており、ヤマト樹脂と国立病院との癒着は広がりを見せている。実は他にもヤマト樹脂が独占納入している国立病院(眼科)はたくさんあり、一大贈収賄事件に発展する可能性さえ秘めている。
しかも、ヤマト樹脂がそこまで食い込めた背景として、麻生太郎首相(横写真)の政治力を使った疑惑があり、実際、ヤマト樹脂破産後、その営業権を引き継いだ会社役員には、麻生首相のおいが就いているのだ。
だが、どういうわけか大手新聞などではその事実が報じられていない(ただし「赤旗」は9月6日報道)。
社民党の機関紙である同紙では、ベテランの田中みのる記者が、防衛利権に続き、この件でも、この闇を追及。今回から3回この件で連載する予定だという(冒頭写真=1回目の記事)。

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