12月12日、業績不振のジャスダック上場不動産会社「ヒューネット」(本社・東京都北区)は東証2部「東理ホールディングス」(本社・東京都中央区。福村康廣社長)との業務提携、それに約100億円のMSCB(転換価格修正条項付新株予約権付社債)発行を決めたのはご存じの通り。
この割当先は東理と「H投資事業組合」が3・7の割合。だが、H投資の業務執行役員・今井輝彦氏は、例えば05年6月、CBから転換した有利な東理株(1株20円)を計400万株(1億400万円。以下に資料掲載=左写真)譲渡してもらっている。その一方で同時期、福村グループ企業2社からコンサル名目で計6460万円もらっている(以下の右写真)事実を思えば“身内”で、実質、すべて東理側が引き受けていると見ていいだろう。
(東理ホールディングス関連チャート図も以下に掲載、また「ジオスター」株価についても触れる)