アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<新連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(12)注意情報が流れる新規公開予定企業

 この12月中に上場予定のある企業につき、兜町界隈で何かと噂になっている銘柄がある。上場が延期になった過去がある点もマイナス要因になっているようだが、それだけではない。 「以前、この企業について告発した書籍が出されようとしたことがあるのですが、その出版社自体が買収されてお蔵入りになったとの情報もあります。ところが、最近、その幻の書籍がコピーされて一部出回ってもいるんですよ」(兜町事情通) その企業とはインターネット高速ソフト「速パック」や、ウイルス防止ソフト「ウイルスセキュリティ」などのパッケージソフト販売会社として知名度の高いIT系企業「ソースネクスト」(東京都六本木)。野村證券を主幹事に、12月20日に東証マザーズに上場予定だ。 今年3月期決算では年商約82億円。資本金7億1680万円。昨今、ろくに売上げ実績もない企業さえ有望視されるだけで上場できるなか、申し分ない実績と思えるのだが、一部投資家の間にはこんな記述がされた「特別情報」なる文書が出回っているのは事実。 「平成13年3月期までは3億円以上の黒字を毎年維持していた(設立は平成8年8月)。 しかし以降、毎年大幅欠損を続けて計上。過去の利益で確保した14億円以上の内部留保も使い果たし、平成16年3月期の自己資金は9200万円と……。有利子負債も16年3月期末31億円と3年前の16億円から倍増し……」 ついでに、兜町で最近、推奨されている銘柄を2つ上げておこう。いすずの子会社「自動車鋳物」(茨城県土浦市。東証1部)と顧客専用LSI・システム主力の「メガチップス」(大阪市淀川区。東証1部)。上昇気流にあるという。…

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