この11月半ばごろから、東証1部上場で、中古車買取専門業最大手「ガリバーインターナショナル」(本社・東京都千代田区。羽島兼市社長)の丸の内の正面玄関前に、写真のような「看板」を付けた車が姿を見せる(「ガリバー」店舗看板の見えるもう一枚写真は自由ヶ丘店)。
看板には、「ガリバーとの取引は充分注意しよう」、「ガリバー様 お客の車はどこ? ガリバー被害者の会」といった文字が躍る。
ただし、どこぞの政治結社のようにマイク片手に街宣活動をやっているわけではなく、ただ車を停めているだけ。乗っているのは、写真のように看板を手直しする高齢の男性が1人ないし2人いるだけだ。
「乗車しているので、駐車違反には問われません。毎日のように、本社前に2時間ほど停めています。その後、新宿・渋谷・環8通りを流して帰宅します。年内は続けるつもりです。ガリバーの社員に何度か撮影され(以下にその写真も添付)、警察にも呼ばれましたが事情を話したら退散されました。こんなことをして、バカか気違いと受け取られる方もいるでしょう。しかし、こうでもしなければ気が収まらないのです」(活動を続ける松永英二郎氏=写真の人物)
来年には、告訴も検討するとしている。
いったい、何があったのか。