アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「能宗メモ」は語る――猪瀬直樹都知事以外に「裏献金」を受けていた人々

 わが国最大の医療法人「徳洲会」の公職選挙法違反事件の捜査過程で、昨年12月の東京都知事選前に猪瀬直樹知事が徳洲会側から5000万円の資金提供を受けていた事実が発覚し、猪瀬氏が窮地に陥っているのはご存じの通り(冒頭写真=本日「毎日」記事)。
猪瀬氏は「個人的な借用」というが、知事選直前というタイミング、 徳洲会の報道が始まって以降に返済、5000万円もの大金を受け取った場所の記憶が曖昧と語るなど不可解な事実が多く、「裏献金」疑惑が出るのは当然だ。
それに信ぴょう性を与えるのが、いわゆる「能宗メモ」の記載だ。
大手マスコミでは一切報道されないが、今回の東京地検特捜部による徳洲会の公職選挙法違反事件、今年1月、懲戒解雇通告された、徳田虎雄・徳洲会前理事長(10月8日辞任)の側近中の側近で、“金庫番”だった能宗克行氏(横写真)が内部告発したからであることは事情通の間では常識だ。
その能宗氏が、懲戒解雇通告を受けた際、その反論のために書いた通称「能宗メモ」(1月29日付。A4判84枚)なるものがある。
そこに興味深い記述がある。

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