アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

旧エッヂ時代から架空売り上げを行っていた堀江貴文被告

 ライブドアの元社長・堀江貴文被告(写真)は現在も全面否認(証券取引法違反)を貫いているが、本紙は、彼が当時のライブドアの売り上げを多く見せるため、主体的に関わっていたとする関係者の証言を得た。 今回容疑案件ではないが、その架空売り上げは旧名・エッヂ時代にまで遡ることを思えば、例え容疑案件で堀江被告が主体的に関わっていなかったとしても、経営者として失格と言わざるを得ないだろう。 本紙既報(2004年11月26日)のように、そもそも、架空売り上げが全売り上げの実に8割もあり、上場廃止になった「メディア・リンクス」に当時のライブドアは協力していたことを思えば、その逆があっても何の不思議もない。 本紙は2006年2月2日には、「大手企業6社も協力か」とその疑惑を報じている。 今回はさらに具体的な証言などを得られたことから、ここに協力企業の実名も挙げて報告する。  今回判明したのは、同じく上場廃止になった「アドテックス」との関係だ。 写真はライブドアがマザーズに上場した(2000年4月)年を含むオン・ザ・エッヂ時代の有価証券報告書(00年10月1日?01年9月30日)から抜粋したものだ。 このように、ライブドアはアドテックスに約3億2000万円の買掛金があった。この年、約36億円の売上高だったから、この額は決して小さくない。一方、同じアドテックスに対しライブドアは約2億6000万円の売掛金もあった。前者の額は数ある取引企業のなかで1位、後者でも2位と、ライブドアにとってアドテックスはひじょうに重要な位置づけにあった一端がわかる。 しかも、これは氷山の一角で、証言者はそもそもライブドアが基準を満たして上場できたのは「アドテックスが架空売上で協力してあげたお陰(ただし、ライブドアも売掛金があるように一方的な協力ではなく、互いに売上高を多く見せるために協力し合っていた)で上場できた」と断言する。 具体例を示そう。 アドテックスは「MK1」という商品を販売していた。 元社員が証言する。 「相当の在庫があり、それをライブドア宛に売り上げ計上していました(棚卸の際に、疑問に思った)。預かり在庫という奴で、現物は当然ライブドアにはなく、MK1の製造工場であるD社(埼玉県羽生市)近辺の倉庫にありました」 別の関係者はこう証言する。 「アドテックス側に役員までやったE氏がいました。勤務時間中に松井証券経由で自社株取り引きを無届けでやって役員を外された人物ですが、どういう経緯かは不明ですが、堀江氏(貴文被告)とひじょうに親しく、当時は一緒にキャバクラに行くような関係でした。長谷川(房彦元社長)さんが同じ日本IBMからスカウトして来たのですがこのE氏や、部長まで務めたT氏などが堀江氏等ライブドア側とやっていたんです」…

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