1月27日、「毎日新聞」に左のような記事が載った。
ライブドアが、社長が逮捕され、上場取り消しとなったあの「メディア・リンクス」のために、約3億円の架空取引に協力してやり、そのお礼に協力金をもらっていたという内容だ。
だが、この事実はすでに「メディア・リンクス」の粉飾決算が表面化した際、出ていたことで、当時より金額が大きく、取引期間も長かったことが新たに判明しただけで、基本的には目新しいことではない。
それより注目すべきなのは、むしろライブドアの方が主体となり、架空取引をわが国を代表する大手企業に依頼していた疑惑だ。もちろん、大手企業はそんなことに協力したらヤバイから、通常はやらない。