アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ライブドア、武富士買収説

本紙・山岡も実は昨年夏ごろから、ライブドアによる武富士買収の話を聞いていた。
だが、裏取りができるような話ではなく、記事にしたことはない。
マスコミでは唯一、『フライデー』(06年1月20日号。冒頭写真参照のこと)が「06年ニッポンの人気者20人 絶対明かせないホンネ」という特集記事のなかで、堀江貴文社長(当時)を直撃しているぐらい。もちろん、答えは「ノー」だった。
だが、そこにも書かれているように、武富士社内に“武富士買収対策室”が設けられていたのは事実のようだ。
そこに持って来て、どうにも気になるのが、本紙が何度も報じているエイチ・エス証券の野口英昭元副社長の謎の死に関与していると見られる男が、武富士と数々の接点を持っている事実。
彼が関係を持つ政治団体は、武富士のかつて地上げを手伝っていた。また、「彼は武富士の海外からの資金調達にずいぶん貢献した国際金融ブローカーW氏と懇意で、香港にも一緒に行っている」という証言もある。

●政府意向の武富士買収話を反故にしたため、逆鱗に触れた?

このように、ライブドアと武富士の人脈には接点があり、耐震偽造事件のヒューザー同様、単なる偶然とも思えない。
そこで紹介しておきたいのが、今回のライブドア強制捜査の引きガネになったのは、ホリエモンが武富士買収で政府側に対し、怒りを買うようなことをやったからという説。
“引き金”といえば、ホリエモンが天皇を侮辱するような発言をした ことがその一つであることは、事情通の間では常識だが、こちらは異説といえる。だが、さる事情通は断言するし、内容も極めて具体的。あくまで、ひとつの情報として以下、紹介していく。

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