アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「グッドウィル」が、あの最大手人材派遣会社「クリスタル」を買収

 冒頭記事のように、東証1部上場で、軽作業派遣と介護が2本柱の「グッドウィル・グループ」(東京都港区。折口雅博会長=写真右)は、あの人材派遣会社「クリスタル」(京都市。林純一オーナー)を17日までに買収したという。 クリスタルは地域ごとに分社化しており、また未公開企業、業界団体にも未加盟であることなどから一般に人材派遣業大手を紹介する場合、除外されている。 だが、その実態はグループ会社も含めれば年商は実に約6000億円。一般に知られる人材派遣業大手の東証1部「テンプスタッフ」(2130億円)、同「パソナ」(約2038億円)、同「フルキャスト」(672億円。いずれも06年度連結)などを大きく引き離している№1グループ。 しかも、数々の法令違反を犯し、そうした問題点を取り上げるマスコミには高額訴訟を提起する企業としても知られる。 その「クリスタル」を、これまた疑惑に事欠かない「グッドウィル・グループ」が買収した。 (冒頭記事=「日経」本日朝刊) しかも、グッドウィル側の連結売上高は約1860億円で、クリスタルはその3倍以上もあるのだから、「小が大を飲み込む」といっていい(買収額は約880億円)。 この10月3日、「偽装請負」を繰り返していたとして大阪労働局はクリスタルのグループ企業「コラボレート」に対し、支店によっては最大1カ月という、同グループに対しては過去最も重い業務停止と改善命令を出した。 おそらく、こうした厳しい目が向けられる中、売却するとの決断を林オーナーは下したのだろう。 だが、クリスタルグループとグッドウィルのこれまでの動向を見れば、今回の買収により、林氏の影響力が無くなり、これら企業グループの業務がまともになると即断は到底出来ない。 今回、グッドウィルは匿名組合ファンドに約75%出資するかたちで買収しているが、残りの約25%の投資家はどうのような素性なのか? 今後の動向に、いままで以上に目を光らす必要があるだろう。…

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