アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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東京・奥多摩町の管理費流用問題では、職員の自殺に疑問の声も

 昨日、千葉県八千代市職員の自殺の件をお伝えしたが、東京・奥多摩町では、職員の自殺は同じく業務に関してのことと思われるが、こちらは本当に自殺なのかと疑問の声さえ出ている。 奥多摩町は、東京都の「奥多摩湖畔公園山のふるさと村」(写真)なる自然公園施設の運営を委託されている。 ふるさと村は、都民のレクリエーション需要に応え、また、奥多摩の豊かな自然を紹介して関心を深めるもらうために1990年にオープンしている。 町では、公園の草刈りや公衆便所の清掃などをさらに「奥多摩湖愛護会」に委託している。ところが、同町収入役から愛護会への支払いのために現金を受け取った同町総務課長は支払いをせず、この間、少なくとも計2100万円を愛護会の架空通帳を作りそこにプールしていた。また、これまで愛護会に支払われたはずの使途不明金は計5100万円に上るという(96?2002年)。 この事実が発覚後、町は百条委員会を開き、疑惑を持たれる前町長、前収入役などを証人に呼んだが、10月19日、「真実を発見できず、今後は司法の手に委ねる(警視庁に重要帳簿類などは任意に提出済)」との結論を出している。 自殺したのは、架空の通帳を作って委託費の一部をプールしていた総務課長当人。本人は「私的流用はしてない」と一貫して主張しており、上司の命令だった可能性が高い。 総務課長が自殺したとされるのは今年6月27日夕方。平日のこの日、奥多摩から遠く離れた富士山の麓、山梨県小菅村の山のなかで登山ナイフで手首を切っていた。 「だが、遺書がないんです。前日、都内に一泊出張して来るとして出かけたが、翌27日朝から連絡が取れなくなり、同日午後、家族から捜索願いが出ていました。自殺直前、町の職員に“小菅村にいる。心配をかけた”といった自殺をほのめかすメールは届いています。また、家族宛に遺書らしきものもあるのですが、それもメールで、しかも職場の彼のパソコンになんです。そもそも、小菅村にいること自体も警察ではなく、職場の通報でわかったことですし。メールなら、本人でなくても打てるわけで、なぜメールなのか?不自然なんですね」(事情通) この問題の最大のキーマンが、問題発覚直後に亡くなったのだから、百条委員会が真相を解明できなかったのは当然。 こうしたことから、関係者の間では口封じのための他殺説さえ囁かれ、大手マスコミの一部もその行方を注目している。…

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