アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

東京・奥多摩町の管理費流用問題では、職員の自殺に疑問の声も

 昨日、千葉県八千代市職員の自殺の件をお伝えしたが、東京・奥多摩町では、職員の自殺は同じく業務に関してのことと思われるが、こちらは本当に自殺なのかと疑問の声さえ出ている。
奥多摩町は、東京都の「奥多摩湖畔公園山のふるさと村」(写真)なる自然公園施設の運営を委託されている。
ふるさと村は、都民のレクリエーション需要に応え、また、奥多摩の豊かな自然を紹介して関心を深めるもらうために1990年にオープンしている。
町では、公園の草刈りや公衆便所の清掃などをさらに「奥多摩湖愛護会」に委託している。ところが、同町収入役から愛護会への支払いのために現金を受け取った同町総務課長は支払いをせず、この間、少なくとも計2100万円を愛護会の架空通帳を作りそこにプールしていた。また、これまで愛護会に支払われたはずの使途不明金は計5100万円に上るという(96?2002年)。
この事実が発覚後、町は百条委員会を開き、疑惑を持たれる前町長、前収入役などを証人に呼んだが、10月19日、「真実を発見できず、今後は司法の手に委ねる(警視庁に重要帳簿類などは任意に提出済)」との結論を出している。

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