アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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政治結社を利用し、ライバル副社長追い落としを画策していた!? JーPOWER社長(1)

とんでもない疑惑が、東証1部、東京電力を始め電力10社への電力卸が主力の「J-POWER(登記会社名は「電源開発」)の中垣喜彦社長(冒頭写真)に浮上して来た。
派閥抗争は、国策企業といってもいいほど公的性格が強い大企業とて例外ではない。だが、そうした企業トップが政治結社を利用するなどあり得ないとの見方が常識だろう。
だが、自分は手を汚さないように仲介役を経て頼む。それも、実弟だとすれば信頼度は高いのでーーそういうルートを経ての疑惑なのだ。
しかも、依頼した先のこの政治結社幹部は、同時に、広域暴力団幹部の肩書きも持っている。要するに、明確に「反社」の人間なのだ。
もっとも、誤解の無いように断っておくと、街宣に先立っての「質問書」(上写真=その一部を転載)まで作成されたものの、その送付や、その後の街宣活動は行われていない。
なぜなら、その前に副社長が病気を理由に出社して来なくなった。つまり、行動前に社長派が実質、勝利を治めたからだ。
だが、そこでトラブルが起きたことで、この事実が浮上した。
中垣社長側はこの状況の変化に対し、キチンと政治結社や、中垣社長弟と政治結社との間を仲介したH氏なる人物に説明することなく、「そんなことは最初から頼んでいない」とばかりに連絡を絶ってしまったからだ。
中垣社長弟が、そのH氏に出した「文書」も本紙は入手している(以下にその一部を転載)。

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