アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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検察はどこまで迫れる!? ゼネコン汚職事件の闇ーーハンナン系建設会社を暴力団関係業者と認定(以前の捜査チャート図付)

ご存じのように、東京地検特捜部は福島県知事を逮捕、一方、大阪地検特捜部は和歌山県知事の逮捕を目指し、すでに側近だった元県出納長等を逮捕している。
かつて公共工事選定に絡む自治体トップの贈収賄事件といえば、賄賂は業者側から直に手渡されていた。
だが、93年のゼネコン汚職事件で懲りた彼らは、以降、間にダミーを噛ませるようになった。
 今回の福島県知事汚職事件ではスーツ会社社長の弟、一方、和歌山県知事の同疑惑では、友人の元ゴルフ場経営者がその役割を果たしていたと見られ、それが今回の贈収賄事件の特徴だ(横の写真図=「毎日新聞」11月3日より)
しかも、今回の捜査で検察は地方自治体トップだけでなく、その背後の闇社会にも始めて本格的にメスを入れようとしている。
全国紙では大阪版でしか報じられていないので、東京では知らない読者も多いと思うが、その動きの一端が、あのハンナン系建設会社「昭栄興業」(大阪府羽曳野市)の社長等の逮捕と見る向きもある。
(冒頭写真 昭栄興業の手がけた特別養護老人ホーム。同社HPより)

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