アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大揺れの「春日電機」大株主に登場した新たな“問題企業”

 本紙でも既報のように、篠原猛代表取締役社長(写真)の違法行為差止仮処分が認められるという、上場企業にあるまじきことが起きている東証2部、電機機器メーカー「春日電機」(本社・東京都三鷹市)。
12月3日の「日経」報道によれば、春日電機の労働組合は、篠原社長が元々社長だった「アインテスラ」(東京都中央区)への春日電機の貸付は会社への背任行為だとして、社長退任を求めると共に、刑事告発も検討しているという。
おまけに、篠原社長が独断で契約していた疑惑もある、ジャスダック上場のネット事業会社「ソフィアホールディングス」(東京都中野区)の子会社からは、春日電機と篠原社長はその支払いを巡って、さらに常務取締役は名誉毀損で謝罪と損害賠償を求めて提訴される有様だ。
このように実に大変な状況なのだが、そんななかの12月10日、「大量保有報告書」が提出され、新たな大株主の存在が明らかになった。

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