有料課金制が機能せず経営破綻した「日刊ベリタ」、ソフトバンクから7億円近い資金提供を受けながらニュースの看板を下ろした「オーマイニュース」、そして事実上の企業支援を受けながら市民メディアを名乗る「JANJAN」ーー(市民メディアセンターMediRの配布ビラより)。 既存の新聞・テレビは広告が激減、活字・映像離れが加速。メディア先進国の米では「ロサンゼルス・タイムズ」や「シカゴ・トリビューン」を発行するトリビューンが破綻、また、「クリスチャン・サイエンス・、モニター」が日刊紙発行を来年4月から止め、ネット中心にすると発表するなど、メディア業界の在り方が問われているが、こうしたなか、今後の一つの方向性とされるネット・ジャーナリズムは、わが国においては大苦戦している。 それゆえ、本紙のような弱小サイトでも注目を集めるようで、招きを受け、以下の日程で講演をすることになった。 「市民メディアセンターMediR」では、山岡の講演を手始めに、5回に渡り「日本のオルタナティブメディアが成り立つ条件は何か」と題した公開講座を企画している。 興味のある方は、まだ定員に空きがあるとのことなのでどうぞ。 ○12月16日(火)19:00?21:00 場所 東京都新宿区高田馬場(MediRセミナールーム)。…