アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

証券取引等監視委員会に架空増資疑惑で「上申書」を提出されていた東理ホールディングスと福村康廣社長

 本紙は証券取引等監視員会、それに東京証券取引所に、東証2部のダイカストメーカー「東理ホールディングス」(本社・東京都中央区)と福村康廣社長について、架空増資疑惑があるとして、「上申書」が出されている事実を掴んだ。
この疑惑は東理ホールディングスだけでできることではなく、以前から、同じく福村氏が実質、支配する東証1部「エス・サイエンス」(東京都千代田区)、それに福村氏の側近が代表を務める複数の企業等との間でやられているとの指摘はあった。
東理が第3者割当増資や、新株予約権付社債を発行した際、事前に、同社と福村氏側近が代表を務める企業との間で、コンサルタント契約を名目に東理などから資金を流し、これで株式や社債を引き受けさせているというのだ。
ちなみに、エス・サイエンスはそもそもはニッケルの老舗だが、福村氏が経営権を握って以降、学習塾、不動産売買などが主力になって来ている。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧