アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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上場される「ファンドクリエーション」社長に囁かれるある過去

 ファンドの組成や不動産への投資などを手がける「ファンドクリエーション」(東京都港区)が、10月27日、ジャスダックに上場されるのはご存じの通り。 社長は田島克洋氏(写真)。 大和証券出身で、まだ40代前半。 もっとも、某知人によれば、大和証券を飛び出し、NYで弁護士資格を取るなど、この間、充電期間においては生活が苦しかったこともあるそうだ。それだけに、今回の上場はなおさら感慨深いかも知れない。 だが、否、だからこそというべきか、ここに来て、田島社長の過去について一部で疑問視する声も出て来ている。 田島社長、マザーズ上場の「サイトデザイン(現・SDホールディングス)」の取締役に2004年1月まで就いていたが、この会社に関わることだという。 かつてサイトデザイン役員には、以下の4名が名を連ねていた。井康彦(社長)、岡部隆司、釘宮淳行、そして田島氏。 「田島さんは釘宮さんと大和証券時代の同僚。釘宮さんは『ココシス』という経営コンサルタント会社の役員をやっていて、そこの社長が岡部氏。そして岡部氏がコンサルしていたのが友人でもある井氏の『エバーライフ』という会社だったんですよ」(関係者) その関係者によれば、本当は井氏はエバーライフを上場したかったという。だが、サメなどの健康食品を扱う同社は、薬事法との問題から上場は無理といわれた。 そこで井氏は買収可能な上場企業はないかと釘田氏に相談。釘田氏は当時、無職だった田島氏に相談し、彼がさらにN氏(やはり大和証券の同僚)に相談し、N氏が見つけて来たのがサイトデザインだったという。03年の春ごろのことだ。 こうして、井氏はダミー会社を使うなどしてサイトデザインを実質、買収。そしてSDホールディングスをサイトデザインの親会社とし、サイトデザインは上場廃止、SDホールディングスが代わって上場した。 その後、井氏はSDホールディングスにエバーライフの事業の一部を買わせたり(会社分割)、もう一つの化粧品会社『フェヴリナ』を子会社にしたりして、自分に有利な上場企業のメリットを最大に生かしている。 それだけでなく、株式の大幅な分割、株価の急騰などがあり、これら経営等に田島氏も含め4人は一体になって関与していた。 そして、田島氏も同社の株主になるなどし、資産を蓄え、今日のファンドクリエーション上場に繋がっているのだという。 その詳細は、別の機会に譲りたい。 なお、偶然とはいえ、同社監査役に、本紙・山岡のパシコンとの訴訟において、相手方代理人になっている佐藤貴夫弁護士が就いているのは少し驚きだ。…

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